エアパイプカバーとは
エアパイプカバーとは、気泡緩衝材の両面にアルミ箔を熱溶着したものです。
気泡緩衝材の持つ断熱性とアルミの持つ熱反射性の2つの効果によって薄くても高い断熱性を発揮。アルミ効果で清潔な空間が作られます。
エアパイプカバーの4つの特徴
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素材の耐湿性が高く、濡れによる性能低下がない。
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熱反射性があるので、空気層との組み合わせで高い断熱性能が期待できる。
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薄型なのでラッキング材料費が削減可能。
何度使い回しても、高い断熱性能は変わらない。 -
従来の断熱材と比べて、粉塵が出ない、チクチクしない、軽量で切断が簡単。
施工事例でわかるエアパイプカバーの優位性
項目 | 改善前 | 改善後 |
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使用材質 | グラスウール 保温筒 (アルミ付 50A 20mm) ラッキング |
エアパイプカバー アルミテープ ビニル被覆亀甲金網 |
材料コスト | グラスウール 保温筒:エアパイプカバー = 2:1 | |
熱伝導率(W/m・K) | 0.049 | 0.045 |
備考 | - | 通常屋内仕様で使用されるカラー金網の使用のみで済み、コストメリットがあった。 |
エアパイプカバーのメリット
- ■屋外ではラッキングが不要
- ■結露状態でも施工可能
- ■組み合わせ使用による断熱設計が可能
- ■細かなチリやゴミが出ない
- ■耐湿性
- ■熱伝導と輻射による高断熱性
- ■水中でも断熱性能保持
主な導入事例
北区某病院 様
SAダクト
エアパイプカバー施工
施工年:0000年
クリーンルーム内の空調ダクトにエアパイプカバーを施工。
作業スペースが限られていましたが、エアパイプカバーは軽くて施工し易くスムーズに行えました。